「資産形成を頑張ろう」と思っても、気づけば何もしないまま数ヶ月が過ぎていた。そんな経験がある人は少なくないはずです。実は資産形成が続かない原因の多くは、意志の弱さではなく「進捗が見えていないこと」にあります。
この記事では、手間をかけずに資産形成の進捗を可視化する具体的な方法を紹介します。
資産形成は「頑張る」より「見える化」で続く
資産形成というと、節約を頑張る、投資の勉強をする、家計簿を細かくつけるといった「努力」のイメージが先に立ちがちです。しかし、努力を続けるモチベーションを支えているのは、実は「進捗が見えているかどうか」です。
ダイエットで体重を毎日記録すると変化に気づきやすいのと同じように、資産形成も今どれくらい増えているかが見えるだけで、無理に気合いを入れなくても自然と続けやすくなります。逆に言えば、進捗さえ見える仕組みを作ってしまえば、手間をかけて頑張り続ける必要はありません。
手間をかけずに資産形成を可視化する3つのポイント
ここからは、実際に手間をかけずに資産形成の進捗を可視化する方法を紹介します。
管理する対象を「資産」と「負債」だけに絞る
まず、支出の内訳を細かく追いかけるのはやめて、管理する対象を「資産(預金・現金・投資など)」と「負債(ローンやクレジットカードの未払い分など)」の2種類だけに絞ります。見たいのは「何にいくら使ったか」ではなく「資産が増えているかどうか」なので、これだけで十分です。
動きがあったときに都度、数秒で記録する
大事なのは記録するタイミングです。「まとめて月1回入力しよう」と思うと、これが一番挫折しやすいやり方になります。月末にまとめようとすると細かい動きを忘れてしまいますし、「まとめて入力する」という作業自体が心理的な負担になり、結局手をつけないまま放置してしまいがちです。
そうではなく、お金が動いたそのタイミングで、数秒で終わる範囲でサクッと記録するのがおすすめです。1件あたりの入力は一瞬で終わるので、まとめてやるよりもむしろ手間が小さく、気づいたら習慣として定着しているという状態を作りやすくなります。
記録をグラフ化して、振り返る手間そのものをなくす
都度の記録が積み上がっていくと、特別な作業をしなくても資産推移のグラフが自然にできあがります。ここで大事なのは、自分で表計算ソフトに転記したりグラフを作ったりする手間をかけないことです。記録した瞬間にグラフへ反映される仕組みにしておけば、振り返りにかかる手間そのものをゼロに近づけられます。
可視化できると資産形成が続きやすくなる理由
進捗を可視化できるようになると、資産形成は次のような理由で続けやすくなります。
1つ目は、進捗が見えることでモチベーションが続くことです。増えている実感があると、無理に気合いを入れなくても自然と記録や見直しを続けたくなります。
2つ目は、振り返りにかかる手間がなくなることです。グラフを見るだけで状況が把握できるので、毎回計算し直したり集計したりする必要がありません。
3つ目は、小さな異変に早めに気づけることです。資産の増減がいつもと違うタイミングにすぐ気づけるので、問題が大きくなる前に対処できます。
こんな人にもおすすめ
家計簿自体を続けるのが難しいと感じる方は、「家計簿が続かない人ほど資産推移だけ見るのがおすすめな理由」もあわせて読んでみてください。
項目の持ち方や分け方で悩みがちな方には、「めんどくさがりでも続く。必要な項目だけ管理する家計簿術」や「項目分けに迷ったら資産推移だけシンプルに見る方法」も参考になります。
シンプルな入力のまま資産推移まで見えるようにしたい方は、「シンプル入力で資産推移も見える家計簿のつくり方」もあわせてどうぞ。
「貯金する家計簿」なら手間なく資産形成の進捗が可視化できる
こうした「手間をかけずに資産形成の進捗を可視化する」やり方は、専用のアプリを使うとさらに手軽になります。
家計簿アプリ「貯金する家計簿」は、資産と負債の動きを都度サクッと記録するだけで、資産推移のグラフが自動的にできあがるように作られています。自分で集計したりグラフを作ったりする必要はなく、記録した分だけ振り返りの手間なく進捗が見える化されていきます。
「資産形成を続けたいけれど、頑張り続けるのはしんどい」という方は、まずは動きがあったときに1件だけ記録してみるところから試してみてください。
まとめ|手間をかけずに、資産形成の進捗は見える化できる
資産形成が続かないのは、意志が弱いからではなく進捗が見えていないからです。管理対象を資産と負債の動きだけに絞り、月1回まとめてではなく動きがあったときに都度サクッと記録し、グラフで自動的に振り返れるようにする。それだけで、手間をかけずに資産形成の進捗を可視化できます。
まずは次にお金が動いたタイミングで、1件だけ記録してみることから始めてみませんか。


コメント